徳久克己先生十四年祭における、ご子息・日出一さんのご挨拶
皆さまありがとうございます。
本日は、大変素晴らしい、立派な十四年祭を挙行して頂きまして、心から飛田給練成道場の皆さまにお礼を申し上げます。それから今日は神谷先生(栄える会名誉会長)にもご参列いただきありがとうございました。また皆さまには「甘露の法雨」を読誦していただき、ご焼香いただきまして心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
父のことを今写真を見ながら、一つ思い出したことがあります。
今はもう世の中便利になってきまして、皆さん新しい機械ですとか、新しいシステムとかを利用していらっしゃるかと思いますけども、ちょうど父が80歳の頃(1990年頃)だったと思うんですが、世の中にパソコンというものが出てまいりまして「大変便利な道具である」と。で、それまで父は70代の頃までは、原稿は全て手書きで万年筆で書いておったんですけれども、80歳になってから「今からパソコンを勉強してパソコンで原稿を打つんだ」と、パソコンを買ってきて一所懸命を打ち出したんですね。
ところが最初のうちはそんなに簡単に上手くいきません。今のパソコンはすごく楽になっていますけど、その当時のパソコンは非常に難しくて、間違えたりとか、ある時は全然動かなくなっちゃって大変苦労しておりましたけれども、まあそういう苦労を重ねて最後には全て原稿をパソコンで書けるようになってしまったんですね。
普通我々の・・・私ももう70を超えたんですけれども、我々の仲間にたまに会いますとですね、もう今さらパソコンをやるのは面倒くさいとか、やれFacebookだとかLineだとか、そういうものに挑戦をしないという人が増えているような気がするんですが、(父のように)80歳を過ぎても挑戦をする、新しいものに何でも挑戦をしていくということが、非常に大事なんだな・・・と、今思い出した次第なんであります。
私も父に負けないようにですね、常に新しいことに挑戦をして仕事をさせていただいております。
本当に今日はありがとうございました。