半身不随の自分にもやれる事がある!

茨城県  内山 泰孝さん




出典:「第68回生き生き長寿練成会」感想文


(以下、内山さんご本人の感想文です)

 大好きな本部練成道場、「生き生き長寿練成会」※1に、何故か気が進まなかったが、妻に無理矢理引っ張られて来た結果、「来て良かった」と、つくづく感じているのが、偽らざる心境である。

 従来、講話を拝聴して、明るく楽しく生きることを、決意しなおして、喜んで帰るのが常であったが、今回は、少々異なる気持ちが生まれた。すなわち、「自分一人で、楽しく幸福な生活をしていて、よいのだろうか」、「悩みを持つ友人達に、明るく楽しく生きることを、教えてやる必要があるのではないか」、このような思いが湧き上がるという、珍しい貴重な体験をした練成会であった。

 八十代後半になると、健康問題を始め、種々の悩みを抱える人々が多くなる。今後これらの友人達に、「明るく楽しい毎日を送る」ことを、教えてやろう、そのような奉仕をしようと決心した。
 半身不随の自分が、予想外に明るく楽しい生き方をしていることを、知らせるとその効果は、さぞ大きいだろうなと、何となく楽しい気分になる。これも、練成会のお陰かな。

【 解 説 】

内山泰孝さんは、八十五才。半身不随の身で練成会にこられました。移動は車椅子に乗った状態でしたが、〝神の子の自己〟 を自覚されて、「こんな自分でも、明るい楽しい毎日を送る事が出来る」姿を見せて、悩める仲間を導こう、と決意され帰宅しました。今後の、ご活躍を心よりお祈り致します。

【用語説明】

生き生き長寿練成会※1 = 合宿形式で生長の家の御教えを学び実践する場。主に高齢者を対象とした集まり。



※体験者の年代表記は体験当時の年代となります。